
写真展「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 NINE STORIES」がNew Galleryで開催中
デビュー25周年を迎えた宇多田ヒカルの6年ぶりとなる全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」を9人の写真家の視点で捉え、写真集や作品として残し、後世に語り継ぐためのプロジェクト『NINE STORIES』。
東京都神保町・NewGalleryにて、本日3月7日(金)より写真展「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 NINE STORIES」がスタートしました。会期は3月30日(日)まで。
同展は木村和平、鈴木親、細倉真弓、川内倫子、森山大道、John Yuyi、Wing Shya、ホンマタカシ、野口里佳と国内外を代表する写真家の作品群が、呼応しあう形にて構成されています。
福岡公演にて撮影を行った木村和平は、舞台裏を覗くかのような視線で、異なるサイズの写真作品を通した構成に。鈴木親は20点に及ぶモノクロ作品群を用い、瞬間の断片を鋭く捉え、ライブの一瞬一瞬を浮かび上がらせる一方、川内倫子はステージ上に溢れる光を捉え、まるでその場にいるかのような臨場感を感じさせる展示となっております。
細倉真弓は「身体性」をテーマに、宇多田ヒカルだけでなく、ライブ全体を構成する人々や要素が持つ躍動感を、見る者に強く印象づける作品群を展示。John Yuyiは幼少期からの宇多田ヒカルへの憧憬を背景にライブの熱を映し出し、野口里佳は宇多田ヒカルという存在そのものを真正面からとらえることで、見る者の心に印象を残す作品を生み出しています。
Wing Shyaは香港の街並みを彷彿とさせる光の表現で、力強い印象を与えて、ホンマタカシは会場内外の風景を切り取り、ランドスケープとステージを「同時性」をテーマに展示しています。そして森山大道は、宇多田ヒカルとの関係性を作品に映し出し、唯一無二の写真でギャラリーを彩っています。
見応えのある展示に加え、会場では一部作品のオリジナルプリントの販売を実施。更に、3月21日発売の写真集の予約受付、そしてNINE STORIES限定グッズの販売を行っております。写真集及び限定グッズはYOSHIROTTENがアートディレクションを手掛け、発売前となる写真集『NINE STORIES』の意匠を、実際にお手に取ってご覧いただけます。
各写真家、全く異なる視点を用い、全く異なる作品群が繰り広げられる本展をお見逃し無く。